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見守隊・復活への経緯

閉鎖に至るまで
 
① 閉鎖に至るまで
 
  こうした小西会長の思いは素晴らしいのですが、実際にお金を持っていない問題のある入居者を受け入れる、というのは、そう簡単な事ではありませんでした。
 
  他のどこでも受け入れてもらえない、お金を持っていない人を対象にしていますから、利益は殆どない一方、再度問題を起こすリスクが極めて高いのです。
 
  実際、精神病の人は薬が切れて夜中に騒ぎ、覚せい剤の人は覚せい剤を打って頭がおかしくなり、飲んだくれてわけがわからなくなる人もいれば、身体の悪い人は転んだり発作が起きて救急車で運ばれ、家賃を滞納する人、逃げてしまって行方不明になる人、他の入居者とケンカばかりする人、不摂生が祟って死んでしまう人、また刑務所に入ってしまう人など、入居者の人数が増えて来るにつれ何かしらの問題が起きては、病院、救急車、警察、裁判所などにご厄介になる事が頻繁となって、その度に隊長は夜中でも何でも24時間365日対応してかけつけて超多忙な日々を送っていました。
 
  それだけならまだ良いのですが、中には常識外れな方もおられ、私の親切をアダにして「あんたが面倒を見ると言ったんだから俺の家賃をあんたが全部払え」言い張って、家賃を一銭も払わずにずっと居座る人も出ました。
  
  その人は私の承諾もないのに「石橋が家賃を全額払うという事で契約を締結しました」という契約書を自分一人で作成し、公正証書を作って公証人役場でハンコを押してもらった書類をもとに「オレの家賃は石橋が払うべきだ」と主張して正式に裁判所に訴えまで起こしました。
 
  私は見ず知らずの人だった人のために、助けてあげたい一心で、私自身が保証人になってあげてまで無理矢理入居させて、お金も貸してあげ、自分の布団などを持ち込んだりして誠心誠意助けたのですが、それだけでは足りないと思ったその人は、助けると言ったんだから約束通り家賃をすべて石橋が負担するべきだ、と主張しはじめました。そんな人に訴えられて、裁判所から出頭命令を受けて、裁判沙汰にまでなってしまい、会長に弁護士を立ててもらったりして、会社に多大なる迷惑をかけてしまったのです。
  
  結局、大家さんの方で逆に彼を訴えたので、最終的には強制退去になりましたが、正式な決定が下されるまで何ヶ月もの間、家賃も滞納な上、裁判の手続きなども大変な思いをさせ、大家さんに多大なるご迷惑をおかけしました。
 
  このような経験から、大家さんから直接お借りするのは危険である、という事になり、大家さん直ではなく、別の会社に一旦借り上げてもらって、そこから入居者に「また貸し」をするという契約形態を取る、という解決策に至った、というわけです。
 
  こうした人達はちょっと目を放すと飛んでもない事を引き起こすので、頻繁に見守る事が重要なのですが、3500室もの物件を管理する大所帯の㈱ミタホームがそんな細かい対応をする事は不可能になって行きました。
 
  「どんな方も受け入れる」というと美談ですが、実際問題として、そういう方々の人数が増えると、しょっちゅう救急車や警察が来るし、なんか風貌や素行の変そうな人がうろうろしているし、夜中に騒ぐ人もいたりするなど様々な問題が起こり、一般の入居者の方々やご近所の方々からの不満も高まっていきました。
 
  そういった事情もあって、社内では常に会社に何の利益ももたらさない「寄生虫」として最低の評価を受けていた私は、最低から更に「百害あって一利なし」の「害虫」にまで蔑まされた末、㈱ミタホームとしては「見守りアパートを閉鎖する」という決定に達したため、私は解雇となり、常に検索でトップに上がっていたウエブサイトもドメイン自体からバサッと一発で抹消されてしまいました。
 
 
 
復活までの経緯
 
② 復活までの経緯
 
  「ミタホームの石橋さんなら何とかしてくれるよ」という事で有名だった私が突然消えてしまったから、そういう方々をお世話する立場の病院や社会福祉関係の担当者の方々が「石橋さんがミタホームじゃないと本当に困った困った。何とか解決してくれ!!」という事で、あちこちから復活希望の声もあがり、会長に抗議の電話をしてくれる人まで出ました。
 
  実際には、解雇後も困った人達が「いくらウエブを検索しても出て来なかったのですが、何とか石橋さんを探し当てました!」と言って私の携帯に次々と電話をして来るので、困った人を放置するわけにもいかないと思い、それなりにお引き受けしていました。
 
  次々とその件数も増えて来て、こんなにも需要があるのか、と自分でもビックリしました。会長も色々と誤解だった事もわかり、「復活しなさい」と言ってくれました。でも会長は「ミタホームに戻って来い」とは言わず、「自分でやられ」と言いました。「あんたが自分でやるなら、オレはサポートするから」と。
 
 
  ㈱ミタホームという大きな企業が主体となると、きちんとした組織として正式な対応をしなければなりません。でも、そういった正式なルートからでは入居が不可能な人達を対象とする「見守りアパート」の場合、かえって正式なルールが邪魔になる事が多々あります。規格外の方々には規格外の柔軟な対応が必要となるので、規格外の石橋さんが特別ケースとして請け負って、裏口から入居させて何とかしちゃう、というやり方が一番しっくり行くのです。
 
  こういった経緯から、これからは「ミタホームの石橋さん」としてではなく、石橋さん個人が「ありがとうの見守隊・隊長」として「見守りアパート」を復活させる事にしたのでした。
 
 
ウエブサイトの復活
 
③ ウエブサイトの復活
 
  閉鎖となってからこれまでの間にも「ミタホームの石橋さんなら何とかしてくれるって聞いたんですけど、見守りアパートはまだやっておられますか?」とか、「ウエブサイトを必死で検索しても見つからなかったけど、やっとの思いで石橋さんの携帯番号に辿り着けました!」など、何人もの方々が私の携帯に電話して下さいました。
 
  「見守りアパート」と検索すると常にトップページに上がっていた以前のウエブサイト。私が丹精込めて何百時間もかけて作ったサイトでした。作るのは物凄く大変でしたが、消すのはバサッとほんの一瞬の事でした。抹消されたと知った時は、原爆が落ちて全てが一瞬にして破壊されたような思いがしました。
 
  私の大切なものが、どんなに泣いてもわめいても、もう二度と帰って来ないのだ、と悟った時、「そうか。津波にすべてを持っていかれた人達も、こんな風に諦めたんだろうな。私なんかサイトを消されたくらいで泣いていたらダメだわ」と思い直し、「次に行く踏ん切りがついて良かった」と思う事にしました。
 
  何百ページにもおよぶ巨大サイトでしたから、もう二度と、あれを再現する事は不可能だと思って諦めていたし、もうその気力も沸いて来ませんでした。
 
  これまでも、何人かのお客様をウエブサイトがないままご案内していたのですが、ご案内するにあたり、ウエブサイトがないのが如何に不便であるかを痛感しました。
 
  こんなに多くの人達が私を必死で探して辿り着いてくれた。会社名も役職も肩書も何もないただの「石橋さん」という個人だけになってしまった私なのに、こんなに多くの人達が私を必要として下さっている。
 
  ウエブサイトがあった頃は何人もの人達から「ウエブサイトを見たんですけど」という事でお問合せを受けていました。以前よりずっと件数は減ったものの、ウエブサイトがなくなったにも関わらず、「石橋さんをやっとの事で見つけました」と言って電話してくる人達が、いつまで経っても絶えていかない、、、。
 
  会長はお金持ちだし、他にも大勢スタッフもいるので、私がいなくても特には困らないし、私は私で別の仕事を見つければ、食べて行く事くらいはできるので特には困らない。結局、「見守りアパート」が閉鎖となって一番困ったのは、困っている人達と、困った人達をお世話しなければならない立場の人達でした。そう言えば、私が解雇になったと言った時、誰もが口をそろえて「ええ、じゃあオレたちどうなる!」と叫んでいました。「石橋さん大丈夫?」とかって、誰も私を心配する人はいなかったです。
 
  「見守りアパート」が如何に社会性が高く、人々に必要とされている事なのか。もう作った人の勝手な事情で「辞~めた~」と言えるような事ではなく、人々が本当に必要とする社会性の極めて高い重要なプロジェクトだったのだという事が、閉鎖になった事でわかり、改めてその重要性を実感させられたのでした。
 
  お問合せの電話の数が次々と増すにつれて、何だか心の底から「もう一度、頑張ろう」という思いが湧いて来たのです。そこで、私の新しいビジネス「ストーンガール」のためにウエブサイトを立ち上げたのを機に、思い切って見守りアパートのウエブサイトを復活させる事にしました。
 
  このウエブサイトの著作権はすべて石橋個人に帰属していますので、もう二度と突如として無惨に抹消される事はありません。皆様が私を必要とする限り、私は見守隊の隊長として、一人でも多くの方々が幸せになるお手伝いをさせて頂きたいと思います。
 
隊長からヒーラーへ
 
④ 隊長からヒーラーへ
 
  「石橋さんはどうして俺たちみたいにこんなしょうもない人達をこうやって助けてるんですか?」と入居者の方に聞かれた事があります。
 
  「え?どうしてって言われても??」いつも忙しくて夢中でやっていたので、それまでどうしてなのかなんて考えた事もなかった私は、どうしてなのか、改めて考えてみました。
 
  「これは私の仕事だし、困った人を助けるのは当たり前だし。私のところに来た人はすべて、神様から頼まれた尊い魂だと思うから分け隔てなく誰それかまわず助けるのよ。石橋さんのお陰で幸せになった、ありがとうって言われたら、人間としてこれ以上に幸せな事はないと思うから、私は楽しく情熱をかけてやっているの。」と答えました。
 
  私の場合、何か特別な宗教にハマっているわけでもないのですが、人生がいつも幸せだし、とかくラッキーだし、私が神様にお願いした事はすべて叶えて頂いたし、という事で「まだお願いした事を叶えてもらってません、という方を幸せに導くために、私を神様の道具としてお使い下さい」ってお願いしてあるので、私にとっては「石橋さんのお陰で幸せになった、ありがとう」って言われる事が一番嬉しい、というわけです。
 
  私には「あの時、石橋さんに助けてもらってなかったらオレは確実に死んでたよ」という人が何十人もいるので、感謝の熱い涙を何度も何度も体験して来ました。人間、人に親切にしようと日頃から思っていても、なかなかそんな機会もないものですが、私の場合、この仕事を通して200人近くもの人達に親切にする機会に恵まれて来たわけですから、つまりは、私が神様にお願いした通りになっている、と言えるわけです。
 
  見守りアパートの最初の頃は「高齢者」がメインでしたが、コロナなどの影響もあって若いホームレスの方も次々と来るようになると、いくら私が助けたからって、立ち直って仕事に復帰する、という可能性がまったくない「高齢者」よりは、多少なりとも復帰の可能性がある「若い人」、特に身体は大丈夫なうつ病とか精神疾患の若い方などへと私の興味がドンドン膨らんでいったのでした。
 
  そして見守りアパートの入居のお世話をした方が100人を超えた頃、「100人修行を終えたので、あなたは次に行きなさい」というメッセージが下りて来ました。私の場合、こうしてどこからともなくメッセージがフワッと下りて来るのです。
 
  「次って何よ?」と、どうすればいいのかわからなかった私は、特に何もしないでいるうちに「新しいスタートです」とかいうメッセージが攻め立てられるように頻繁に来るようになって行ったのでした。
 
  しかし私をお母さんのように慕ってくれる入居者さん達を自分から見捨てる事はできないと思っていた私は「自分からは絶対にミタホームを辞めない」と決めていたので、宇宙からのメッセージを無視し続けていたのですが、逆にミタホームの方から解雇され、ウエブサイトも消されてしまいました。
 
  本当に全身全霊を込めて一生懸命にやっていた仕事だったので、普通なら怒ったり恨んだりするものだと思われる状況だったのですが、どんな悲惨な状況が起きてもいつも私をかばって下さった小西会長が、今回は特にこれといった大きなミスをやらかしたわけでもないのに急に私を解雇する、というのは「これはきっと、次に行きなさい、という宇宙からのサインに違いない」と思った私は解雇をそのまま快諾しました。
 
  そして全米ナンバーワンに2年連続で選ばれた「ロックガール」という世界最高のパワーストーンヒーラーに弟子入りし、石橋の名前をもじって「ロックガールの弟子のストーンガール」という事で、パワーストーンヒーラーになる事にしたのでした。
 
  ヒーラーになるにあたって、講義視聴の学習とセッションの実践練習のための大量の時間と、講座費用と石の購入のための費用が必要だったのですが、失業者になったお陰で時間もたっぷりあったし、解雇だったお陰で失業保険も次の日から当たったり、色々と手当も当たって経済的にも潤ったので、解雇になったお陰で、時間もお金も何とかなったので、逆に解雇してくれた事を心から喜び、感謝の思いで一杯になりました。
 
  思いがけない人生の方向転換ですが、実は今回、私は突然ヒーラーになったわけではなく、ボランティアのレベルですが別のヒーリングの方法で20年以上のヒーラーの経験から色々な人をヒーリングで治したという奇跡をいくつも起こしているのです。
 
  また、出雲大社の神楽団の特別メンバーで出雲大社の例大祭で3日3晩ご奉納したり、天皇陛下でも入る事が許されないような特別な神職のみが許される奥の院とかにもお参りを許されたり、ケルンでの神主神楽団の講演に飛び入り出演を許されて人間国宝の方から「あなたを神主にしてやるから出雲大社に来なさい」と言われたり、といった感じで、昔から神懸っているところがあったのです。
 
  なので、色々とメッセージも下りて来るようになっていて、最近では「サイキックリーディング」といって、パワーストーンを使ってメッセージを下ろす、というセッションもプロとしてできるようになりました。
 
  実は、ちょうど解雇される頃、窃盗犯だった人がまた盗んで刑務所に戻った人が2人、アルコール中毒でこんなに飲んだら死ぬよと何度言っても辞めないで死んでいった人が2人、覚せい剤で捕まった人、暴力をふるって追い出さざるを得なかった人、地元に帰ってヤクザに戻ると言い出す人、貸してあげたお金を返す気もなく平気でまた借りに来る人、、、なんか私、この人達を助ける意味があるんだろうか、、、と虚しくなっていたところだったのでした。
 
  私が優し過ぎる事によって、かえって相手をダメにしているのではないか。私が余計な事をして、却って神様のお邪魔をしている事になっているのかも知れない。本当の意味のやさしさって、凄く難しいものだという思いと、私にはこの人達の事を助けてあげれない、という無念な思いと、色々な思いが交錯して、とても苦しくなっていたのです。
 
  のど元過ぎればすぐに忘れてどこまでも下に落ちてしまう人達をいくら救ってもキリがない。それよりも、人を助ける力のある人を救う事で、その人達が立ち直って人を救う人になったら、何倍もの人達を救う事ができる。
 
  私がこれまで助けた100人以上の感謝の涙によって、私の霊格は次のレベルに上がったそうなので、最近では「人を助ける人を助ける仕事に格上げしないと神様が間に合わない」というメッセージが来るようになって来ました。
 
 「神様が間に合わない」というのがどういう意味かと言えば、2021年12月22日よりこれまでの「土の時代」から「風の時代」に変化したので、この変化に対応するために縛られたものを手放して魂を解放して軽くなって、風の時代を優雅に舞う生き方をする人と、土の時代から変化できずに沈んだままでいる人と大きく二極化が進む時代と言われていて、私の仕事は一人でも多くの人に魂を軽くなってもらう事なのだそうです。
 
  「パワーストーンヒーラー」を取るべきか、「見守隊・隊長」を取るべきか。自分の中で悩んだ頃もあったのですが、このどちらも特殊な技術で「こんな事ができる人は、そう何人もいない、私だけの特有なスキル」であると気が付いたので、
 
  最近では「2つのどちらかを選んで、どちらかを捨てる」のではなく「ご要望があって頼まれたら、どちらもお引き受けする」という頼まれベースで楽しくやって行こうという結論に達した、というわけです。
 
  全然無関係な2つの仕事ですが、この両方ともが「困った人を助けて、幸せになってもらう」というライトワーカーの仕事であり、私の中では一貫しているのです。そしてまた、私がヒーリングやサイキックなどができるようになれたのも、見守隊の隊長として誠心誠意尽くして100人修行を終えた結果、次のレベルに昇進したからに他なりません。
 
  なので、このウエブサイトには、「パワーストーンヒーリングのストーンガール」と「見守りアパートの見守隊・隊長」の両方の情報が掲載されています。
 
  「見守りアパートとパワーストーンが一緒のサイトって、なんか変だなあ??」と思った方は、そういう事情ですので、ご理解いただければ幸いです。